基本情報
- 構造、形式等
- ○構造、形式及び大きさ:鉄筋コンクリート造 梁・柱式円形水槽(半地下式) 内 径 29.0m 有効水深 4.3m 有効容量 2,770㎥
- 竣工等
- 竣工年:昭和12年 ○設計者:不明 施工者:白井組
- ○概要 県営水道創設当時の昭和11年に給 水を開始した千葉県水道事務所千葉水 源工場(現:千葉分場)の付帯施設とし て建設された戦前の水道施設ですが、 築80年が経過した現在でも千葉市内 の配水を担う重要な施設です。 当施設は、当時では珍しい梁・柱式鉄 筋コンクリート造の円形構造で、弁室 を張出し、アールデコ調の階段や中央塔で飾られています。また、配水池上面に は芝による緑化を施しているほか、正面階段部分や上部の水位観測施設に意匠を 施すなど、デザインも工夫され、周辺環境との調和したシンプルで力強い印象を 与えています。すでに登録有形文化財に認定されている千葉高架水槽が隣接して います。 平成22年度には、土木学会選奨土木遺産にも認定されました。
- 写真提供者
- 千葉県HPより取り込みました
- 所在地:千葉市中央区矢作町670 (千葉県企業局誉田給水場千葉分場内)