基本情報
- 建築年代
- 明治39年(1906) 関東に残る数少ない明治期建設の石造アーチ橋
- 建築様式
- 岩盤上に造られ、長さ11メートル、幅3メートル。橋の両側には石垣を接続する。方形に整えられた比較的大きな地元産の凝灰岩質の砂岩を、目が横に通るように積み上げる布積という工法で築いている。
- 橋の上から写真を撮っても何の写真だかわからない、ただの風景写真になる。橋の横から斜めの写真を撮ろうとしても木や雑草だらけで橋に近寄れない。周囲に橋の下に降りる坂道もない。従いまして、写真はどこからか公的機関の写真を拝借することになってしまう。
- 巴橋には1つのアーチしかありませんが、地元の人たちは、「眼鏡の橋」と呼んでいたとされて います。残念ながら、図面を含めて資料は残っていませんが、地元犬石の職人島田岩吉が設計して 築いた橋だと伝えられています。
- 写真提供者
- 千葉県HP 館山市HP