- 建築年代
- 大正7年(1918年) 耐震補強工事されている
- 建築様式
- 全国的にも珍しい初期の鉄筋コンクリート建築 2階建,瓦葺,建築面積113㎡ 1階正面にはロマネスク風の5連アーチが並び吹き放しの柱廊を配し,2階は非対称として変化のある洒落た外観構成になる 千葉市では数少ない近代建築(明治・大正時代)のひとつ
- 建築用途
- 別荘 現在「千葉市民ギャラリー・いなげ」で一般公開
- 歴史・由来
- 東京・浅草で「電気ブラン」など、洋酒を普及させ、また、本格的なフランスワインの醸造技術を導入したことで知られる、明治・大正時代の実業家・初代神谷伝兵衛(1856~1922)の別荘
- 当時、海辺の保養地であった稲毛には多くの文人や画家が訪れ、様々な作品にその景色が登場
- 電気ブランとは、明治15年、創業者神谷傅兵衛が生んだ浪漫の香り漂う 浅草を代表するカクテル 神谷バーは明治13年創業で浅草一丁目一番地にあり、多くの文豪たち にも愛されてきた、日本初のバー
- 明治13年に酒の一杯売りをはじめ、明治45年に神谷バーと改名した